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いわて健康塾が開催、放射線画像でみる食生活の重要性

14日、第5回「いわて健康塾」(後援:岩手県医師会、岩手読売会、読売新聞盛岡支局、テレビ岩手主催、岩手県など)が盛岡市大通のホテル東日本盛岡で開かれた。

野菜ソムリエでもある岩手医大付属病院放射線科の宮田恵医師が「アンチエイジング(抗加齢)~医学でつづるビューティフルライフ」をテーマに、体を美しく保つための食生活の秘訣を詰めかけた110人に伝授した。

宮田医師は「放射線画像を見る限り、内臓脂肪の蓄積などで動脈硬化が進んだ人が年々増え、老化のスピードを速めている」と指摘。体の酸化を防ぐ成分が豊富な野菜を十分にとることで、老化のスピードを抑え、血管や肌も若く保つことができると説明した。

その上で「岩手の風土は栄養価の高い野菜や雑穀を育んでおり、地産地消の食事を心がけるだけでも美容と病気予防につながる」と強調していた。参加者は宮田医師の話に熱心にメモを走らせながら聞き入っていた。

盛岡市みたけの主婦佐々木暁子さん(60)は、「何も特別なことをしなくても地元の野菜をしっかり食べていれば美容につながることがわかった」と話し、同市松園の主婦大志田祐子さん(65)は「健康維持のためにも食事の栄養バランスにもっと気を配りたい」と感想を語っていた。

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