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フィルムレスPACSの運用からDICOM医用画像の解析まで。

トートク(東京特殊電線)、24.1型ワイドDICOM医用画像表示用カラーディスプレー発表

東京特殊電線株式会社(通称トートク)は、24.1型ワイド表示のDICOM医用画像表示向けのカラー液晶ディスプレイ「CCL240」を12月1日より販売開始すると発表した。

「CCL240」は、解像度1920×1200ピクセルのワイド表示により、DICOMビューアに加え電子カルテやHIS/RIS、読影レポートシステムなど、多数のウィンドウを同時表示しながら使用する医用画像解析用途に最適な製品。

主用途であるDICOMビューア向けに、DICOMキャリブレーション機能、輝度安定化システム、高画質IPS方式液晶パネルを搭載している。その他にも、読影レポートシステムを含む医用画像PACS、インフォームドコンセント、電子カルテなどの医用アプリケーションにも幅広く対応する。

なお新製品は、MEDICA 2009(デュッセルドルフ市において11月18日~21日開催)、RSNA 2009(北米放射線学会、シカゴ市において11月29日から12月4日開催)の展示会に出展を予定している。

「CCL240」の特長は下記のとおり。

  • 10bitのLUT(ルックアップテーブル)とDICOMキャリブレーション機能を搭載しているため、DICOM医用画像表示に要求されるDICOM GSDFに忠実なグレイスケール表示が可能。
  • 最高輝度400cm/m2、コントラスト1000:1の高輝度・高コントラストの色再現性と視野角特性に優れたIPS方式液晶パネルを搭載。
  • 輝度安定化システムを搭載し、常に安定した画像表示が可能。オプションの品質管理ソフトウェアにより、AAPM、DIN、JESRAのQA規格に対応した表示品質管理も可能。
  • 超高精細ディスプレイ用に開発した表示面の特殊ARコート処理(特許出願中)モデルもラインナップ。特殊ARコートモデルは処理無しモデルに比べ、締まった黒と鮮鋭度の高い表示を実現している。
  • ワールドワイドのメディカル安全規格、EMI規格を取得している。
  • 薬事法で医療機器の耐用年数として規定されている安心の長期5年保証を実現した。

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