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放射線医学総合研究所がベルツ賞受賞、PET-CTによる鬱病検出で

優れた医学論文の著者に贈られるベルツ賞の今年の受賞者が発表され、1等賞に放射線医学総合研究所(千葉市)グループリーダーの須原哲也氏ら10人、2等賞に内匠透・広島大教授が選ばれた。賞金として1等賞には800万円、2等賞には400万円が贈られる。

46回目となる今年は鬱病や統合失調症などの精神疾患がテーマ。

須原氏らは、陽電子断層撮影法(PET)を応用し、統合失調症で脳内の神経伝達物質ドーパミンの伝達に異常があることを発見するなどした。

内匠氏は染色体工学の手法を使い、ヒトの自閉症と同じ原因を持つ世界初のモデルマウスを作製した。

ベルツ賞は、日本の近代医学の発展に貢献したドイツ人医師であるエルヴィン・フォン・ベルツを記念し、また日独両国間の歴史的な医学関係を回顧すると共に、両国の医学面での親善関係を更に深めて行く目的でドイツに本拠地がある製薬会社のベーリンガーインゲルハイムにより1964年に創設された。

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