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フィルムレスPACSの運用からDICOM医用画像の解析まで。

とちぎ医療機器産業振興協議会、獨協医科大で交流会

とちぎ医療機器産業振興協議会(会長・柳川孝東芝メディカルシステムズ常務)は18日、医療関係者と会員企業との交流や、医療ニーズと技術シーズ(種)の情報交換を図る技術情報交流会を、獨協医科大(壬生町北小林)で開催した。

9月の自治医大に続き2回目で、出展企業は12社、同大関係者も含め約60人が参加した。

大学側のニーズ紹介では4人が発表。整形外科学の野原裕教授が、変形した脊椎を矯正する手術で脊椎に装着する金属のフックやスクリューなどの器具について「年間約500億円の市場が存在するが、ほとんどが輸入品でサイズも大きい」と指摘し、「歯科用のスクリュー技術を使えばできるのではないか。国産の新しい道具を待っている」と述べた。

放射線医学の楫靖教授は、磁力で画像をつくる磁気共鳴画像装置(MRI)で病巣を確認しながら治療をする時に使える磁気を帯びない医療用メスの必要性などを提案した。

同協議会では今回の交流会のほか、会員企業7社が26、27日、福島県が郡山市で開く展示会「メディカルクリエーションふくしま2009」にも出展する。

同県には、オリンパスなどあり、医療機器生産額は全国上位。「医療機器設計・製造ハブ拠点形成」を図るため展示会を実施。今回5回目で、約120社が出展する予定。

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