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出生21分後の新生児に心臓手術、生後8カ月を迎え無事退院、長野県立こども病院

長野県立こども病院(宮坂勝之院長)は1日、心疾患のある出生21分後の新生児に心臓手術などを段階的に施し、治療に成功したと発表した。

胎児期に3つの重い心疾患が見つかり、一時は「生存困難」と診断されたが、生後8カ月を迎えた同日、無事退院。2~3歳をめどに再手術に成功すれば、普通に日常生活を送れるようになるという。

手術を受けたのは同県上田市の市川寛さん(38)、裕子さん(30)夫妻の次男洋(よう)ちゃん。

病院によると、妊娠7カ月だった1月、洋ちゃんの心臓に循環不全などを起こす

  • 大動脈弁欠損
  • 僧帽弁閉鎖不全
  • 心房間交通閉鎖
の3疾患が合併して見つかった。

大動脈弁欠損がある子供は約15万人に1人で、さらに合併する状態は極めて稀という。

長野県立こども病院は3月、帝王切開で生まれた洋ちゃんを手術室に移し、人工心肺をつけて手術。生後21日、77日、121日にも手術した。

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