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PHILIPS、富山射水市民病院で128スライスCT「Brillia nce iCT SP」の臨床稼働開始、アジア初

1日、株式会社フィリップス・エレクトロニクス・ジャパン(東京都港区、代表取締役社長:上條誠二、以下フィリップス)は、高速128スライスCT「Brililiance iCT SP(ブリリアンス・アイ・シー・ティ・エスピー)」の国内第1号機が、射水市民病院(富山県射水市朴木20番地、院長:麻野井英次)で臨床稼動を開始したと発表した。

射水市民病院は、富山県射水市内で唯一の公立病院で、高度医療機器や人工透析施設を充実させ、二次救急医療を行い「地域住民から最も信頼され親しまれる病院になる」というビジョンの基に医療機能を向上し、医療の質と安全性を高める努力を続け平成20年4月に病院機能評価Ver.5の認定を受け、今年度からは市民、医師会、救急隊の方々へ積極的に医療機能に関する情報提供を行なっている。

射水市民病院の麻野井英次病院長は、「フィリップスの「Brilliance iCT SP」の、従来よりも30%早い回転速度を活かした心臓CT検査によって、患者の身体的、費用的負担を軽くCAGに変わる検査として大きな期待をしています。心臓病の治療を強化して病院の特長を出していきたいと思っています」と述べている。

フィリップス・エレクトロニクス・ジャパンのヘルスケア事業部で、常務執行役員およびマーケティング本部長を務めている中辻博は、「Brilliance iCT SP」の稼動開始は、国内1号であると同時にアジア1号です。最新技術が搭載された128スライスのマルチスライスCTは、従来の64スライスCTに比べ30%以上の高速化を実現し、殆どの検査が10秒以下で検査可能となり、息止めの難しい高齢の患者様にもより優しい検査が出来ることから、多くの地域住民の方々の画像診断に活用いただけることを嬉しく思います。」と語っている。

「Brilliance iCT SP」の主な特長

  • 高速
    世界で初めてのエアベアリングによる0.27秒高速回転(他社製も含めて業界最速)
  • 高画質
    128スライスヘリカル/0.27秒/Smart Focal Spotによる広範囲・高画質の実現
  • 高出力
    ハイパワーエックス線管球iMRC Max mAは1000mA
  • 低被ばく
    ヘリカル専用可変コリメータによる被ばく低減ハードウェアの実現

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