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活躍する若手研究者ら表彰、東北大学OB

東北大学理学部物理系の卒業生でつくる泉萩会の総会が、仙台市内のホテルで行われ、卒業生36人が世代を超えて交流を深めた。

東北大学教授らによる講演会や、同系関係の若手研究者を表彰する式典などがあった。

物理科学分野ですぐれた業績をあげた若手研究者を表彰する「森田記念賞」には、平成8年宇宙地球物理学科卒の三好由純さん(名古屋大学太陽地球環境研究所助教)が選ばれた。同賞は平成17年から始まったもので、今年で5回目となる。

今年新たに設置された「泉萩会奨励賞」には、平成7年物理第二学科卒の是枝聡肇さん(東北大学大学院理学研究科物理学専攻助教)と、平成5年物理第二学科卒の萩野浩一さん(東北大学大学院理学研究科物理学専攻准教授)が選ばれた。

泉萩会奨励賞の設置に携わった佐藤繁さん(東北大学名誉教授)は、「国立大学の法人化が、教育や研究の即効性を予想以上に求めているように見える」と現状を指摘したうえで、「将来ある若い研究者が萎縮して、時間のかかる地味な仕事を避ける傾向になることが心配だった。若い研究者を評価し勇気付けることで、将来へつなげたかった」と話している。

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